失敗からの成功

「油絵科M講師のとある一文より…『油画の生徒は守りに入りすぎている気がする。もっと色々な道具、使っていない技法や材料に興味をもってほしい、失敗をもっとすべきである。

デッサンは基礎であって、キャンバズに向かう際にもデッサン力は最低限必要だが技法や材料にはまったくきまりがない。

画材屋にいった時のワクワク感がないのだろうか…。
自分のいつも使っている画材だけを支配されているのだろうか…。

一枚一枚なんとなく義務のように完成させる、そんなやり方は一番怖いと思う。

失敗と成功の触れ幅が大きいほど成功時のクオリティというものが上がってくるのだと思う。

失敗する勇気を持ってほしい』」

油画科に限らず合格してからも大事なことだと思いました。工芸科2浪生

描画材

センター試験出願期限迫る!

ついこの間まで、猛暑の中、夏期講習会を行っていたと思っていたら、早いものでも10月半ば…。やけに空が高く感じられるわけですね。
10月3日(月)より大学センター試験の出願が始まっています。
国公立大、または私立大のセンター利用受験をする受験生は必ず出願を忘れないようご注意ください。
24年度より受験教科事前登録制なるものも始まります。選択科目の選定を慎重に行ってください。

センター試験

講師展覧会─ART SELECTION2011─

油絵科・基礎科講師北村真行が埼玉県飯能市のギャラリーで下記日程にて、2人展を開催しています。

会場:わたなべ画廊(埼玉県飯能市東町9-12 JR東飯能駅北口より徒歩4分、西武池袋線飯能駅西口より徒歩7分)
会期:2011年 10月7日(金)〜18日(火)【12日(水)、13日(木)は休廊】
時間:11:00〜18:00

ARTSELECTION_DM2011

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人体ヌードデッサン

夏期講習会油絵科・日本画科・基礎科合同の人体ヌードデッサン課題のなかで、彫刻科講師金先生が生徒に混ざり一緒に描きました。
制作時間は4時間半と生徒の1/3という短時間制作でしたが、要所を押さえながらも、調子の自然な流れが美しい作品です。
人体ヌードはプロポーション、骨格、動き、空間、質感等々総合的な力が必要なモチーフですが、まずは人体が自然なポーズで佇んでいるその有様を大切に観察したいものです。その意味で、このデッサンには基礎科の生徒のみならず、あらゆる科の生徒の参考となる観察が見て取れると思います。

人体ヌードデッサン
『素描:人体ヌード』木炭紙・木炭 4.5時間

風景ゼミ

夏期講習の前期と後期の狭間にある中休み期間の8月8日(月)・9日(火)・10日(水)に、群馬県西北部の野反湖キャンプ場で風景ゼミを行いました。
平野部で猛暑日続くさなか、標高1500mの高地ある野反湖では終日さわやかな好天に恵まれ、深緑の自然の中で体と心をリフレッシュさせる機会となりました。

風景ゼミ01

風景ゼミ02

風景ゼミ03

もちろんキャンプでは、わいわいがやがやの自炊が基本です。2日目の昼食は卵のせ焼きそば。

風景ゼミ04

晴天下の野反湖を背景に…。風景ゼミの終りは、本格的な受験対策の始まりを告げる合図でもあります。皆さんの今後の奮闘を期待します。お疲れさまでした!

夏期講習会イヴェント─芸大・美大生によるデモンストレーション

8月7日(日)、夏期講習会のイヴェントとして現役芸大・美大生による実技デモンストレーション大会が開催されました。デモンストレーション内容は以下の通り。

●東京芸術大学絵画科油画専攻1年生 23年度入試1次試験(素描)再現
●東京芸術大学絵画科油画専攻1年生 23年度入試1次試験(素描)再現
●東京芸術大学彫刻科1年生     素描(石膏像)
●東京芸術大学彫刻科1年生     塑像(自刻像)
●東京芸術大学工芸科1年生     23年度入試2次試験(平面表現)再現
●東京芸術大学デザイン科1年生   23年度入試2次試験(デザインⅠ/色彩)再現
●武蔵野美術大学日本画学科3年   着彩(静物構成)
■特別参加 デザイン・工芸科講師、彫刻科講師による石膏デッサン

主に今年度東京芸大に合格した学生によるデモンストレーションを間近で見学することで、 そのプロセス・テクニック・完成度を学ぶ機会となりました。デモンストレーターの方も親切にタカビ生の質問に快く答えて頂きました。皆さんお疲れさまでした。

2011デモンストレーション大会01

2011デモンストレーション大会02

2011デモンストレーション大会03

2011デモ大会04

特別参加のデザイン・工芸科講師星先生による石膏デッサンプロセス

第10回高美祭─Takabi Art Annual X─

今年度も夏の恒例、高美祭展示が姉妹校のアートフォーラム高崎校を会場に開催されています。
昼間部生・夜間部生が日頃の課題制作から離れ、独自のテーマ、表現方法で制作した作品を展示・公開しています。絵画、立体、映像、インスタレーション等、力作約50点の作品展示です。
より多くの方に御高覧頂ければ幸いに思います。高美祭実行委員

高崎美術学院 □ 第10回学院祭 □ 自主制作作品公開 ─ Takabi Art Annual X ─
会期:7月25日[月]ー8月6日[土]※7月31日[日]は休み 終了いたしました。
12:00ー18:00[最終日17:00迄]入場無料・駐車場有り
会場:アートフォーラム高崎校・ART LABORATORY 〒370-0044 群馬県高崎市岩押町31-11

高美祭02

高美祭01

高美祭03

夏期公開デッサンコンクール

7月23日(土)、24日(日)の両日を用い夏期公開デッサンコンクールを開催しました。

タカビ全科生はもちろん外部からの参加者も募り、現時点の実力を試すデッサンの模擬試験です。9時間制作のガチンコ勝負! 合わせて学科(国語・英語)の模擬試験も行いました。

夏期デッサンコンクール01

夏期デッサンコンクール02

今回の出題は『石膏像+α』。マルスに単管の構造体を組み合わせたモチーフでした。描きごたえがありそう…。

夏期デッサンコンクール03

デザイン・工芸科講師新木先生の講評。

夏期デッサンコンクール04

厳正なる審査の結果、栄えある実技1位に輝いたのは、彫刻科夜間部のTさんに決定! おめでとうございます!
これを励みにさらなる飛躍を期待いたします。

水族館取材─油絵科─

7月1日(金)、油絵科昼間部生+講師で茨城県大洗市のアクアワールドへ水族館取材にいってきました。

3月に北関東道の太田桐生ICから佐野田沼ICが開通したことにより、高崎から茨城県までの交通の利便性が向上しました。ということで、車で2時間半の旅。午前中のうちにアクアワールドに到着。各自、スケッチブック、カメラを手に見学・取材を開始。

水族館取材01

まずは定番のイルカショーを最前列の水かぶり席にて見学。

水族館取材02
水族館取材03

イワシの大群とサメ…。クラゲはいつ見ても不思議な生物。

水族館取材04

ペンギンを撮影する生徒。

水族館取材05

水中を気持ち良さそうに泳ぎ回るゴマフアザラシをクロッキー…できたかな?

水族館取材06

せっかく海まで来たので、しばし砂浜遊びを…。まだ、泳ぐにはまだ冷たいですが、海を見るとテンションが上がるのは、海なし県、群馬県人の性なのでしょうか…。

明けて、2日(土)は取材資料を基に、ドローイング制作を行いました。蒸し暑いさなかでしたが皆さんお疲れさまでした。

高美祭の季節がやってきました。

はじめまして基礎科講師金子です。

今年の基礎科は高美祭に向けた特別課題でTシャツを作ろう!!!ということになりました。
参考例として作ってみました。

基礎科Tシャツ05基礎科Tシャツ06

じゃじゃーん。

今週は期末テストがあったのでまだ制作があまり進んではいませんが、なかなかおもしろげなものができそうで楽しみです。
かっこいー!かわいー!すてきー!イカすー!なTシャツをみんなで着て熱い夏を乗り越えていきたいですね。

来週からは他の科も高美祭に向けての制作が始まるので、そちらも楽しみです。
みんな何を作るんだろう。わくわく
っと、いう感じです。

えっ?このTシャツイカすなー!ぜひほしいですって!?

まずはお電話を。
ぴっぽっぱっ