模刻と自刻像

私大入試も終盤に差し掛かり、最近のタカビは国公立入試ムードが増して来ています。
彫刻科でも少人数ながら、高い緊張感の中で日々造形力が磨かれているのを感じます。
さて、今回はそんな中で出た最近の塑像作品を紹介します。

まずは昼間部のK.Kさん。ブルータスの模刻です。
形に張り付く粘土に緩急があり、充実した完成度ですね。
全体的に印象があと一押し!今の謙虚さに自信を持てればツメの印象も合わせられますよ。

生徒に紛れて私も作ってみました。。。
うーん、もっと頑張らなければいけませんね。完全に年齢に負けてます。。。

そしてこちらは自刻像。昼間部I.Tさんです。
首付きの不自然さが最後まで尾を引いてしまいました。
構造と構成の両立は難しいですが、大きな形の確認は何度も繰り返しましょう。
とはいえ、ピシッと目に止まる秀作です。

最後は高校2年生Y.Tさん。
このリアリティーに迫る集中力は来年も武器にしていってほしいですね。
粗付けの丸さが残っているので、作り始めの面の意識を強くもっていきましょう。

おまけ。
昼間部K.Hさんが何やら時間外で大物を作っているようです。

楽しみですね。

芸大1次まで2週間半!
ひとつひとつの課題に魂を込めていってください。